iPhoneアプリの仮想通貨ウォレット bread wallet(BRD)の使い方

ウォレット

iPhoneやアンドロイドで利用できるアプリの仮想通貨ウォレットがBRD(bread wallet)(ブレッドウォレット)です。既に120ヶ国以上で、累計50万ダウンロードされている定番のウォレットアプリでもあります。また、2017年12月にはICOをおこなっていてBRD (bread)というトークンを発行し、すぐに完売してしまうという人気の高さでした。この記事ではBRDの使い方を説明しています。

BRDはどんな仮想通貨ウォレット?

BRDはアメリカのカリフォルニアにあるbreadwallet LLC社が提供している、iPhoneやアンドロイドで利用できる仮想通貨ウォレットです。2014年にbread wallet(ブレッドウォレット)としてリリースされ、2017年にリデザインとリブランディングを行い、現在はBRDという名称となっています。BRDは120ヶ国以上展開しているアプリで、累計で50万ダウンロードを越える人気アプリとなっています。ニュースアプリのグノシーの元代表取締役である木村信司氏もbreadwallet LLC社への投資を行っています。

BRDは、モバイルアプリとしては世界初のビットコインの分散型ネットワークに直接接続するタイプのウォレットで、ハッカーなどがBRDの運営を攻撃したとしても、個人のユーザー情報などは盗むことはできません。現在は、ビットコインビットコインキャッシュのウォレットを利用することが可能ですが、今後アップデートでイーサリアムやイーサリアムのネットワークで構築されたトークンのウォレットの機能を追加するようです。

2017年の12月にICOを実施し、Bread(BRD)というトークンを発行し、世界最大手の仮想通貨取引所であるBinance(バイナンス)にも上場しています。Breadトークンの総発行枚数は1.6億枚となっていて、そのうちの33.3%をBreadが保有しています。また、Breadトークンはイーサリアムのネットワーク上にERC-20という規格で構築されていますBRDのICOやトークンについては以下のリンク先で説明しているので参考にしてください。

ICOしたウォレットの仮想通貨 Bread(BRD)のチャートや取引所情報
iPhoneなどで利用できる仮想通貨アプリのBRD(bread wallet)(ブレッド ウォレット)が2017年12月にICOを実施しました。BRDは120ヶ国以上で50万ダウンロード数を越える人気のウォレットアプリとなっています。ウォレ...

BRD(bread wallet)でウォレットを作成する

まずは、アプリのダウンロードをiPhoneであればApp Storeで、アンドロイドであればGoogle Playから行ってください。App StoreのリンクはコチラGoogle Playのリンクはコチラです。

BRDのダウンロード、インストールをして初めて開くと上の画像のように表示されます。まずは、新しいウォレットを作成するをタップして、ウォレットを作ります。

新しいウォレットを作るをタップすると、PINコードの設定画面へ移動します。このPINコードは、ウォレットを開く時に必要なパスワードです。PINコードの設定をすると、確認のためもう一度入力することを求められます。

PINコードの設定が完了すると、復元フレーズを書き留めることを要求されます。この復元フレーズは、PINコードを忘れてしまった場合や、iPhoneを紛失してしまった時にウォレットを復元する時に必要となる重要なものです。また、この復元フレーズを盗まれてしまった場合は、他人が自分のウォレットにアクセスすることが可能となってしまうので、大切に保管しましょう。

復元フレーズを表示させると、12個ある単語が1つずつ表示されます。

全ての復元フレーズを表示させると、最後にランダムで2つのフレーズを入力することが求められます。この2つのフレーズを正しく入力すると、ウォレットの作成が完了します。

BRD(bread wallet)の使い方

上の画像が、BRDのウォレットのトップ画面です。BRDは現在、ビットコインとビットコインキャッシュのウォレットを提供していて、それぞれをタップすると送金などを行うことができる画面へ移動します。BRDではビットコインの単位を「b(bits)」としています。bitsは1bits=0.000001BTCとなっています。

ウォレットのトップ画面からビットコインをタップすると、上の画像のようにビットコインの取引履歴と、送金などをおこなうボタンが表示されます。

BRD(bread wallet)でビットコインを受け取る

ビットコインの取引履歴が表示されている画面で、受取をタップすると、自分のBRDのウォレットのビットコインアドレスと、ビットコインアドレスを表示させるQRコードが表示されます。ここで表示されたアドレスへ取引所などが出金をすると、BRDにビットコインが入金されます。

BRD(bread wallet)からビットコインを送金する

ビットコインの取引履歴が表示されている画面で、送金するをタップすると、送金画面へ移動します。宛先には、送り先のビットコインアドレスを、金額には送る量を入力して送金をするをタップすると送金が行われます。

Touch IDを設定、復元フレーズを確認する

ウォレットのトップ画面から、セキュリティセンターを開くとPINコードの更新と復元フレーズの確認、Touch IDの設定を行うことができます。Touch IDの設定をすると、PINコードをいちいち入力することなく、指紋認証でウォレットを開くことが可能になります。

 

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