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ビットコインなど仮想通貨のマイニングに使うASIC(エーシック)とは?

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ビットコインなど仮想通貨のマイニングに使うASIC(エーシック)とは?

ビットコインなどのマイニングでよく目にするASICについてこの記事では解説していきます。マイニングについては、以下のリンク先で詳しく説明しています。

ビットコインや仮想通貨のマイニング(採掘)とは? 方法や投資情報など

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ASICって何なの?

ASICとはapplication specific integrated circuitの略で、日本語では特定用途向け集積回路といいます。名前の通り、特定の用途に用いるための集積回路という認識で間違いないです。CPUは様々な処理を行うことができる集積回路ですが、ASICは単一の仕事しかできません。ASICそのものは、あらゆる分野の電子製品に活用されていますが、仮想通貨のマイニングという特定の用途向けのASICも存在するということです。

ASICはCPUやGPUよりも、計算速度が早いというメリットがあるため、マイニング施設ではASICを採用している場合が多く、中国では仮想通貨をマイニングするためのASICの開発/生産が盛んに行われています。

仮想通貨のマイニングではASICが高効率

仮想通貨のマイニングでは、大量の計算を要求されます。ブロックチェーンの仕組みには、PoW(Proof of Workの略、日本語ではプルーフオブワーク)という、新たに生成されるブロックに正しいトランザクションが記載されているのかを承認する作業があります。マイニングとは、この大量の計算を処理することを指すといってもいいでしょう。

かつては、マイニングを行うマイナーが少なかったために、CPUでもマイニングの報酬を得ることができました。マイナーが増えるにつれて、CPUでのマイニングは難しくなっていきGPUでのマイニングが行われるようになりました。ゲーム用のPCに使われることが多かったGPUですが、GPUはCPUよりも並列計算が得意という特徴があって、マイニングが効率良くできたのです。

それから、さらに大きな計算量を処理したいというニーズが生まれ、2013年頃からASICでマイニングがされるようになりました。クラウドマイニングに用いるような、大規模なマイニング施設(マイニングファーム)も登場し、このような施設では大量のASICを並べてマイニングを行っています。

ASICの弱点

ASICは特定の処理を行う集積回路というのは、上でも述べたとおりですが、ここがASICの弱点とも言えます。ビットコインのPoWでは、SHA-256というアルゴリズムが用いられていますが、このアルゴリズムが変更されてしまうと、SHA-256というアルゴリズムを処理することしかできないASICは使えなくなってしまいます。ライトコインでは、より複雑なアルゴリズムを採用することで、ASICの開発を難しくしていたり、モネロでは1〜2年ごと行うフォークのたびにPoWのアルゴリズムを変更することでASICをあえて使えなくしてしまうようにしています。仮想通貨のマイニングの公平性を保ちたい、という理由でこのような措置を取る仮想通貨もいるわけです。

実際にビットコインのマイニングは、中国に偏っている現状があり、51%攻撃をされてしまう事態に陥ってしまうということも可能性として全く無いわけではありません。

ASICの開発

ASICを製造する代表的なメーカーとして「Antminer」を販売するBitmain社と「AVALON」を販売するCanaan Creative社が存在しています。Bitmainはマイニング事業を行っていて、2017年12月ではビットコインのマイニングの約1/3を占めるほどの規模です。Canaan Creative社2016年には中国の大手上場家電メーカーが、業界最高額で買収しています。ASICの開発は中国を中心に、大きな動きが起こっていますね。また、日本のGMOも北欧でマイニングファームを作り、自社でASICの開発もしています。



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