NEO(ネオ)ってどんな仮想通貨?
NEO(ネオ)とは、2016年10月にリリースされた仮想通貨で、中国語ではニオと発音するそうです。イーサリアムなどが持っているスマートコントラクトの仕組みを持っているために、中国版イーサリアムと呼ばれていることも多いです。発行上限枚数は、1億枚となっています。通貨の単位としても「NEO」が用いられています。
仮想通貨の時価総額ランキングでも2018年2月現在では8位となっていて、非常に規模の大きな仮想通貨の1つにもなっています。NEOはかつてはAntshares(アントシェアーズ)「ANS」という名称でしたが、2017年6月にリブランディングを行って名前を変更しています。
NEOがブロックチェーンのプラットフォームに?
NEOは、イーサリアムと同様にスマートコントラクトの仕組みを持っていると上述しましたが、つまりはイーサリアムと同様にNEOを使って様々なアプリケーションを生み出せるプラットフォームとして活用することができる、ということが期待されているポイントです。
もちろん、イーサリアムと同様にICO用のトークンを発行することも可能で、これからNEOの活用が増えていくかもしれません。イーサリアムを使った開発では、独自のプログラム言語(Solidity)を覚える必要がありますが、NEOではjavaやPythonのようなメジャーなプログラム言語を使うことが可能で、開発の障壁を少なくしているというのもポイントでしょう。
NEOは処理速度が速い
NEOの特徴して挙げられるのが、極めて速い取引の処理速度です。DBFTという仕組みを採用することで、1秒間に1000回もの取引を実行することが可能です。ビットコインでは、1秒に7取引しかできないことから、かなり速いといえるでしょう。
NEOをもってるとGasが貰える
NEOには、NEOを保有しているだけで、Gasというトークンが貰えるという仕組みが存在しています。Gasも市場の需要と供給によって価格が変動していて、バイナンスなどの取引所で売買が可能です。
このGasはNEOが取引されるたび(ブロック生成時)に、同時に生成されていて、マイニングの報酬として得ることができます。また、NEOの取引の手数料としても、Gasが使用されています。Gasの総発行枚数はNEOと同様に1億枚となっています。
Gasについては、以下のリンク先で詳しく説明しています。
